今年もお盆休みの時期になりました。
当店も、明日13日から16日までお休みをいただきます。
電話・メールでのご相談は通常通り受付けておりますので、
返信等、通常より遅れてしまうかもしれませんが遠慮なくお問い合わせください。
今回のタイトルは「デントリペアのDIY」。
連休を利用して愛車のメンテナンスをお考えの方もいらっしゃると思いまして・・・
趣味の範囲から本職も驚く重作業までDIYでこなしてしまう方など、
自分の車の事は出来る限り自分でという方も多いですね。
私自身も自分でさわる派です。
今回のオーナー様も、自分の車はご自身でメンテナンスをされる方。
愛車にヘコミを見つけたら、裏から押して直してみようと思うのは普通の流れかと思います。
私もそうしていました。
そこで必ず皆さん思うのが 「思っていたより難しい・綺麗にならない」
で、ご相談いただいたのはスズキ キザシのオーナー様。
修正箇所はフロントフェンダーのプレスライン部分。ん?画像が青い
元のヘコミの状態はプレスラインを跨ぎ、歪みを含めて7~8センチ位でしょうか。
確かにデコボコの状態ではありますが、
一般の方が、削ったドライバーを使って初めての挑戦で、
今でもデントリペアでは直らないといわれるプレスライン部分という事を考えると、
正直、綺麗な方だと思います。
再修理のご相談など、ここから凸凹を平らにしようとペーパー掛けなどで塗装を大きく削られていると致命的で、全く修正出来なくなってしまう(違和感が大きく残る)事も多いです。
今回、リカバリーしきれない箇所もありますが、美観的には戻せると判断。
出来る限りの修正をさせていただきました。
崩れてしまった表面を、一つずつ押して叩いて押して叩いて押し叩い押し叩い押叩押叩押叩・・・・・
施工後
ザラザラした物があたったのでしょうか。
細かい傷が複数ありました。
良い状態まで戻せたと思いますが
「もしも次があったら触らずに持ってくるよ!」とのオーナー様の笑顔でホッとしました。
デントリペアはヘコミの状態で難しさが大きく変わります。
どうしてもご自身でチャレンジしてみたい方、お気持ちはとてもわかりますので
ちょっとだけアドバイスです。(直し方ではありません)
初めてヘコミを裏から押してみる方にとって
プレスラインのヘコミ
くっきりと折れ目のついたヘコミ
点で突いたようなヘコミは、パッと見で目立たなくするだけでもほぼ無理です。
指で押されたような、浅く緩やかなヘコミに限りそーっと優しく押し出して下さいね!
何事も無いのが一番ですが
もしもの時はお気軽にご相談下さい。
ご依頼ご来店、誠にありがとうございました。