本日のご紹介は、メルセデス・Aクラスのフード(ボンネット)のリペアです。
遠方から高速道路を使ってのご来店。県を跨いでその距離120キロ以上!
本当にありがとうございます。
お電話でヘコミの状況を伺いましたが遠方からのご来店なので、実際に見るまでは心配でした。
で、気を引き締めて修理します。再塗装パネルなので慎重に慎重に・・・
表面を綺麗にするのは当然ですが、今回は裏側に気を使いました。
最近また増えてきたような気がしますがこの車両もフードインシュレーター(ボンネット裏のカバー)が付いていません。
なにも考えずにツールで押すと、裏の塗装面に傷をつけてしまいそれが丸見えになります。
オーナー様にとっては嫌な事かと思いますので、しっかりと対策を施します。
(このフード裏のキズ対策は、デントリペア・ライセンステストでもチェック項目になっているのです)
と、紹介しておきながら・・・ 裏側の写真は撮り忘れました・・・
無事、施工完了です。
最後の一枚は、リフレクターボードを使うといかに厳しくチェックが出来るかわかる画像です。
ヘッドライトのすぐ上側で半円状に違和感が見えますが、これは過去の鈑金塗装での修理跡ですね。
塗装肌にピントを合わせると、はっきりと写ってしまいます。〝ゆがみ〟も〝塗装肌〟もすべて見えるので「最も厳しいチェック方法」といわれるのです。
少しだけ、リフレクターボードのご紹介でした。
年式の割には(失礼)綺麗なお車だったので、走行距離も少ないのかな?と、思っていましたが、
オーナー様に聞いてビックリ、20万キロオーバーでした!
定番のATトラブルも乗り越えてのながいお付き合いだそうです。
〝大切にする〟ってこういう事なんでしょうね・・・
遠方からのご依頼、ありがとうございました。
- 投稿タグ
- フード