約一年半ぶりの更新になります。だいぶご無沙汰しておりました。

建物の建て替えも無事に終わり、直後から本当に忙しくさせていただきました。

「完成するまでのんびり待ってるよ!楽しみだね!」
「俺のはいつでもイイから、電話くれれば持ってくるよ!」等々、

8か月以上お待ちいただいたリピーター様方。

予約の順番待ちでご案内までに数か月もお待ちいただいたお客様。

本当にありがとうございました!

 

久しぶりの投稿ですが、パソコンの入力画面が変わっており、現在苦戦しております(汗)

今回のご紹介は、マツダ アクセラのデントリペアです。

遠方、富山県!からのご来店。

事情を伺うと、地元のディーラーにボンネットとリアフェンダーの二か所、デントリペアを依頼したところ、
ボンネットは大丈夫だがリアフェンダーはツールが入らないとの事で断られてしまったそう。

「パテ埋め再塗装は絶対にしたくない!」と、オーナー様がネットで検索。
当店にご連絡いただきました。

初めに電話でヘコミの状況をお聞きしたところ、リアのホイールアーチのすぐ上あたり。
アーチの上のプレスラインとの間との事でした。
通常、口頭で聞く限りデント屋さんが警戒する場所です。
インナーフェンダーとの接着が外か中か?
アーチのキワが潰れていないか?等々…

ましてや一度、現車を確認した技術者がツールが入らないと判断したヘコミ。
最悪、群馬まで来ていただいてもお役に立てない可能性をお話しさせていただきました。

到着後にすぐに損傷確認。ツールさえ入れば全く問題ないヘコミです。
一応、ライナーを一部外してホイールハウス・インナーに穴が開いてないか確認。
(最近のマツダ車は、ドイツ車の様なサービスホールがホイールハウス前方にあるので、
もしも後ろ側にも追加されている事があれば、かなり助かります)

残念、アクセス不可でした。
残る手段は、テールランプを外して配線穴、若しくは取り付け穴からアクセス。
それでもダメならクォータートリムの脱着という順番になる事をオーナー様にお伝えして作業スタートです。

ラインボードでの確認。

 

施工後

 

内部を確認したときのライトがそのままでした…

上から見て確認。通常通り仕上がりました。

 

結果、テールランプを外した穴からツールアクセス。
ヘコミの裏側は確かに狭い構造ですが、それ程ツールアクセスが悪いという訳ではなく、短時間で施工完了です。
その他、オーナー様も気が付いていなかった二か所を施工させていただきました。

どうしても現車を確認させていただくまでは、最終的にはツールを入れてみなければ施工可否の判断が難しいアナログな修理方法。お役に立てたときは毎回、ホッとします。

遠方よりご依頼ご来店、誠にありがとうございました。

 

現在の施工場です。
より良い、皆様に喜ばれる技術をご提供できるよう、努めて参りますので
今後ともよろしくお願いいたします。