〝魔法みたいですね!〟
綺麗に直れば、多くの方に喜んで頂けるデントリペア
ですが、決して魔法ではない現実があります
今日は、〝直りきらなかった例〟をご紹介します。
お電話にてご相談を頂き、先日ご来店されたアウディA6アバントのお客様。
当店からは少し距離のある太田市からお越し頂きました。
右リヤ ホイールアーチに、他車との接触で出来てしまった、9センチの引きずったへこみです。アーチの縁から2センチほど、ドアのヘミングと同じように表と裏の鉄板が貼り付けてあります。
輸入車などに多い構造ですね。
貴重な休日を使い、わざわざご来店頂きました。
何度も足を運んでいただくのも申し訳なく、予定を空けておいたのでヘコミの状況をご説明させていただいて施工をスタートです。
施工前のご説明で、ツールが入らなければ綺麗に戻しきれない可能性をお伝えしての施工でしたが・・・
予定したお時間を目一杯使わせて頂きましたが・・・
ここまでが限界でした。
ツールが入らず、プーリングでも引き出せないとなると、デントリペアは手段が無くなります。
裏の鉄板ごと押し出すことも、今回のケースでは〝とりかえしのつかない醜い状態〟となる可能性もあるため、
ギャンブルとなるその手段は使いませんでした。
〝直りきらないかもしれない〟
それでも、たとえ迷っても施工を依頼する以上、お客様が期待するのは〝出来る限り綺麗な仕上がり〟だと思っていますが、今回は、私が目指す〝ご依頼主の真の満足〟には届かなかったのではと思います。
それでも、〝ありがとうございました!〟と言って頂けたことで、
昨日よりも今日 今日よりも明日 更に綺麗な仕上がりを目指そうと強く思いました。
Tさま、ご依頼ありがとうございました。
輸入車オーナーのリアルなお話、とても楽しかったです。
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