〝裏から押せば直るんじゃない?〟
小さなへこみを見つけた時、誰もが一度は思う事でしょう。
〝とりあえず、裏から棒で、もしくは手で押し出してみる・・・〟
〝ブツブツ、ボコボコになってしまった!!〟
意外と難しいんです、綺麗にするのは・・・。
だから専門職と言われるのです。
ですが、〝とりあえず裏から押してみる〟発想は正解だと思います。
そう、〝最初の手段です〟埼玉県からのご来店、マツダCX-3のお客様。
まだ、購入後間もないお車。 気になる場所に〝エクボ〟です。
運転席ドアの上部にポツンとへこみが・・・
通常、この位置のへこみを鈑金塗装で修理するには、リヤドアまで使っての〝ボカシ塗装〟が必要になります。
お店にもよると思いますが、必要であればドアミラーやモール、アウターハンドルなど付属品の脱着も、塗装を行うフロントドア、リヤドア共に必要になります。ドア上部なのでツールアクセスが心配でしたが、今回は問題なく施工できました。
よく、〝鈑金塗装は高い〟といわれますが、どれだけ多くの資材、工程、時間が必用か知ると、掛かって当然な費用だと分かります。
デントリペアが鈑金塗装と比べて安いといわれる理由は、〝軽補修〟だからではありません。
〝デントリペア〟はへこみを直す為に触る範囲が必用最低限、圧倒的に小さいのです。
直るへこみはしっかりと直ります。
直らないへこみは誰がやっても直りません。
塗装を生かした修理が前提の為、鈑金塗装と比べて作業可能な範囲が限られるのも事実・・・。
技術者によって作業範囲、仕上がり精度が大きく変わる事がある現実もありますが・・・。
再塗装が前提の鈑金塗装が〝最後の手段〟ならば
デントリペアが〝最初の手段〟であって当然ではないかと思うのは、私だけではないと思います。
〝この先、長く乗るつもりで買ったのに、新車でいきなり再塗装は・・・〟
落ち込んでいたお客様も仕上がりを見て、本当に喜んで頂けました。
Sさま、ご依頼ありがとうございました。
この先、またもしもの時は是非ご相談下さい(いや、できれば何もない方がいいですね)