ジムニーのバックドアをリペア

そろそろ私も夏休みを・・・　　夏季休暇を・・・

はい！仕事！

今回ご紹介するケースは意外と多いかもしれません。
スズキ・ジムニー、バックドアのヘコミのリペアです。
とても大切にされているお車です。
そんな宝物にあってはならないヘコミを発見。
オーナー様のショックは相当な物でした。

背面タイヤの移動キットが装備されていましたが、ある日気付くと
ゴムのタイヤ抑えがバックドアを大きく押し込んでいました。

軽い締め付けだとガタツキや脱落が心配ですし、強く取り付ければ間違いなくバックドアがへこみます。
悩ましい・・・

ですがこのヘコミ、いちど気付いたらオーナーならば我慢できません。
『ジムニーなら、へこんでてもいいんじゃない？』　と、うちの嫁さん。

なにもわかっとらん！これが我慢できるか！死刑だ！

失礼、取り乱しました・・・
観られたら怒られそうですが、それくらい大事件なわけですね。愛車がへこむのは。

へこみが直れば何でもいいわけではありません。
新車塗装はそのまま、パネル自体を修正して仕上げるデントリペアは、
車を大切に思うオーナーにとって最も理想的な修理方法だとおもいます。
単純に、自分だったら嬉しいから。だからこの仕事をしてるんです。



元々、歪みが混ざる場所なのでバランスを崩さないように慎重に仕上げました。
この場所は、裏側に制振シートが貼り付けてあります。
表から指で押すと、しっかりと硬い鉄板のように感じますが、
鉄板の硬さではなくシートによるものですので、ジムニーのオーナー様は気をつけてください。
ご依頼ご来店、ありがとうございました。